自己尊厳
自己尊厳
インド 🇮🇳のVedicな文化の中で語られる。。。自己尊厳
人格形成は4歳半までに作られる。つまり、それがその人の Core personであり、無意識の領域として、その人の情緒を一生、支配するらしい。
人間は、動物とは違って全く無力な存在として、母親のお腹から切り離され、その母親を完璧な存在と信じていて、「100%の委ね」がそこにはある。同時に育ててくれる母親を全知全能と信じて育っていく。
だが、しかし。。。。
ある日、その母親が全知全能でない事を目の当たりにする。
ゴキブリ一匹で大騒ぎする母親、夫婦げんかで泣き崩れる母親・・・・
その時、その幼子は何を思うか。まだ、よく状況を理解しないながらも、絶対的な信頼を寄せている全知全能であるはずの、大好きな母親が取り乱している姿を見て、これは、「自分が悪いから、母親は、これほどの状況になっているのだ」と思いパニックになる。そして、決定的な自身の痛みとなり、扱いきれないものとして、蓋をしてしまう。そう・・・これこそが、無意識の領域のその人の情緒を一生左右するCore Person.
そして、この体験こそが、
人生の中で、最も自己尊厳を失う体験であるらしい。
私が、僕が悪いんだ。。。だから、お母さんは泣いてるんだ。。。。
誰しもが持つ自己否定感は、そこに端を発し、未解決なまま大人になってしまう。
インド・ヴェーダの文化の中には、人が説く心理学とは異なる、「宇宙の真理における心理の法則」が明確にされていて、その中に、その大きな問題は解消していく。
最終的に導かれていく答えは「私は、全く咎められる必要のない人である」という事。
あなたは、あなたのままでいい。 勿論、前向きな努力は必要だし、考える事も大切。 でも。でも。あなたの存在は、宇宙の秩序が顕れた姿。 なのだから。
そこに行き着くには、聖典のロジカルな学びを、ある一定期間、伝統的にきちんと学んだ先生から、教えてもらうことが必要であるし、容易に理解できる内容でもない。理解には、時間と根気とコミットメントが必要になる。・
私達が、実は一番求めている自己尊厳. 自己受容
まだまだ勉強中の身ではあるが・・・・
私の理解の範囲で・・・・
少しずつ、ここで解き明かしていきたい・・・
かのユングも大絶賛したというインドのヴェーダの宇宙観。そこには、自己受容への道が説かれている。