ヨーガな生き方とは
ヨーガとは。。。
マットの上で、今流行りのヨガウェアを着てポーズを取る事だげでなく、壮大な宇宙観に基づいた教えの中での、その人の生き方そのものである。
ヨーガのブームが去り、人々の生活に定着しつつある昨今。人々は、直感的に、マットの上のヨーガが、人間の本質に繋がる何かに結びつく事を感じているのではないだろうか。
インドでは、何千年も前からVedicな文化が、今日に至るまで、何かに組織化された事は、一度もなく、親から子へ、先生から弟子へ、中身をしっかり伴った形あるものとして、脈々と伝えられている。
それは、リーダーが居て、ヒエラルキーがあり、改宗をも目的とする、私達が一般的に少し引き加減に宗教と呼ぶスピリチュアルとは、完全に一線を画すエスニック(土着)宗教である。
その宇宙観とは。。。 ハーモニー 調和
自分自身との調和
他者との調和
世界との調和
宇宙との調和
これは、インドで生まれ、インドで伝わり、インドにしっかりと残されたきた、文化的、宗教的遺産ではあるが。。。
「私が生きる目的は。。」と疑問を持った時に、すべての人間の為に用意された人類の為の遺産。。。なのではないかと、私は思う。
自分との調和、他者との調和、世界との調和、宇宙との調和。
この地球上で、人間だけが持つ自意識。
この自意識が、常に
「私は、満たされてない
何か足りない
私なんて、つまらないちっぽけな人間」と言い続ける。
私が私をjudgeし続ける。
勿論、その思いが。。。
不完全な私が完全な私を目指して、前進を続けたから、世界は前進を続け、今の文明もあるのだろうが。
同時に、100%自分自身に気付いている自意識こそが、人間だけの持つ特殊性なのだそうだ。
そして。。。
インドのVedicな文化が目指すところの。
周りとの調和の中に、自分自身への満足を見出す為のスピリチュアルな生き方は。。。
人生の中にしっかりとした価値構造を生み出し、この人生でどこに向かうかの方向性ができるのだと。。。人が生きている間に向かわねばならないゴールは、それしかない、と、インドの聖典には書かれている。